福岡県は全国で3番目に神社が多い地域で、太宰府天満宮や筥崎宮など国内でも有名な神社があります。
そんな福岡県では、お正月の初詣は「三社参り」をするという独特な風習があります。
これは、初詣に三つの神社に行くというものです。
福岡県だけでなく九州や中国地方の一部でも行われているようですが、北九州も福岡県なので「三社参り」は初詣として行く人たちも少なくはありません。
今回は北九州市内の神社で初詣に訪れる人の多い有名な神社、ご利益などをご紹介します。
北九州市小倉の神社
八坂神社

八坂神社:やさかじんじゃ
住所:北九州市小倉北区城内2-2
ご利益:厄除け・商売繁盛
八坂神社は、小倉城の敷地に建てられていて初詣の参拝客が非常に多いことで知られています。
八坂神社は、関ヶ原の戦いで東軍に属し、豊前小倉藩の領主となった細川忠興によって、1617年に創建されました。

商業施設「リバーウォーク北九州」が近くにあり、参拝の後に初売りにも行きやすいですよ
到津八幡神社
到津八幡神社:いとうづはちまんじんじゃ
住所:北九州市小倉北区上到津1丁目8−1
ご利益:安産守護 子供の成長守護 水陸交通の安全 除災招福
板櫃川のそばに位置する到津八幡神社は、歴史ある神社です。
1615年に細川忠興によって再建され、1632年には小笠原忠眞が神殿と拝殿を建立しました。現在の建物は1896年に新築されたものです。
篠崎八幡神社
篠崎八幡神社:しのざきはちまんじんじゃ
住所:北九州市小倉北区篠崎1丁目7-1
ご利益:安産・交通安全・商売繁昌・必勝・合格・成就などの祈願の社
篠崎八幡神社は、730年に宇佐八幡宮から分祀されて創建されましたが、1578年に戦火で社殿が失われてしまいました。
その後、1615年に細川忠興によって本殿が再建され、1632年には小笠原忠眞によって神殿と拝殿が修復されました。
広い境内には様々なパワースポットがあります。
中でも「力石」は出世の願いを叶え、「蛇の枕石」は恋愛や縁結びの願いをかなえると言われています。

石には触れませんが、写真を撮って携帯電話の待ち受けにして願掛けをする人も少なくはありません。
足立山妙見宮
足立山妙見宮:あだちさんみょうけんぐう
住所:福岡県北九州市小倉北区妙見町17-1
ご利益:健脚健康・家内安全・商売繁盛
足立山妙見宮は、1300年以上の歴史を誇る神社で、770年に創立され足の神様として有名な和気清麻呂が祀られています。
足が不自由だった清麻呂は現在の小倉南区の温泉に入って足の傷を治療したと伝えられています。
北九州市小倉南区の神社
蒲生八幡神社
蒲生八幡神社:がもうはちまんじんじゃ
住所:北九州市小倉南区蒲生5丁目6-10
ご利益:厄除け・交通安全・安産・受験合格
蒲生はがもうと独特の読み方をするので地元以外の方には読みにくい地名かもしれません。
蒲生八幡神社は、「小倉で最も古い神社」として非常に古い歴史を持つ神社で社殿は北九州市最古と言われており、2011年に北九州の有形文化財に指定されました。
荘八幡神社
荘八幡神社:しょうはちまんじんじゃ
住所:北九州市小倉南区中貫本町3-1
ご利益:縁結び・夫婦円満・安産祈願・家内安全・商売繁盛・願望成就
人気漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が刀で切った大岩に似た「鈴石(すずいわ)」が祀られているので、鬼滅の刃の聖地になりました。
鈴岩の割れた片方を、陽石(男石)、もう片方を陰石(女石)と呼び、二つで一体になっていることから縁結び・夫婦円満のご利益として知られています。
貞観元年(859年)年、宇佐八幡宮から分かれた神霊が山城国へ向かう途中、現在の境内にある大きな鈴石に神輿が一晩留まったことが、荘八幡神社(しょうはちまんじんじゃ)の起源と伝えられています。
元慶7年(883年)に領主である石川左近将監直木が社殿を建立し、鈴石八幡宮と呼ばれましたが、この地域に藤原氏の荘園があったため、神社の名前が今の荘八幡神社に改められました。
飛幡八幡宮
飛幡八幡宮:とびはたはちまんぐう
住所:北九州市戸畑区浅生2丁目2-2
ご利益:病魔退散・病気平癒・厄除け・厄祓い
享和2年(1802年)に戸畑村内に疫病が蔓延し、当宮の須佐之男命に平癒を祈願したという由来があります。
江戸時代には大河ドラマで有名になった藩主である黒田家の祈願所とされ、現在の場所に移ったのは大正9年(1920年)と言われています。
2016年12月1日、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の33件中の1つとして「戸畑祇園大山笠」が登録されました。
北九州の夏祭りとしても代表的な戸畑祇園大山笠は、飛幡八幡宮のすぐ前にある広場が会場となります。
北九州市八幡東区の神社
高見神社
高見神社:たかみじんじゃ
住所:北九州市八幡東区高見1丁目1-1
ご利益:商売繁盛・縁結び・必勝・家内安全
天正14年(1586年)、豊臣秀吉が九州を平定した際に、小早川隆景が高見神社に来訪して武運を祈願したと言われています。
明治29年(1896年)には官営八幡製鐵所の建設により神社周辺が用地となったため、高見神社は場所を移され、その後の昭和8年(1933年)には令和5年時点での上皇陛下の御誕生と日本製鐵の創立を慶機として高見神社は現在の場所に建立された比較的新しい神社です。
鐵(てつ)の街北九州、そしてその地元でもある八幡東区にある高見神社の授与所では「鐵」という刺繍が施された織物袋の中に本物の鐵の玉が入った八幡ならではのお守りを授かることができます。
日開神社
日開神社:ひびらきじんじゃ
住所:北九州市八幡東区中央2丁目8−1
駐車場:開運・除災・出世・願成就
日開神社の名前の由来は日本神話からきています。
「天岩戸伝説」で太陽の神の天照大神(アマテラスオオカミ)を外界に戻そうとした時に、天の岩戸の隙間を広げた天之手力雄之命(アメノタジカラオノミコト)を祀っていることからつけられました。
北九州市八幡西区の神社
春日神社・黒田神社
春日神社・黒田神社:かすがじんじゃ・くろだじんじゃ
住所:北九州市八幡西区藤田1丁目10-44
ご利益:勝負運
八幡西区に位置する春日神社は、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に登場する黒田官兵衛、黒田長政、後藤又兵衛など、黒田二十四騎が祀られていることから、「黒田神社」としても知られています。
ご利益は、黒田官兵衛や黒田長政の武功にあやかって、勝負運の神様として知られています。
春日神社には、「國祖黒田大明神」と刻まれた碑があり、市指定有形文化財である「黒田二十四騎画像」が奉納されています。
北九州市門司区の神社
和布刈神社

和布刈神社:めかりじんじゃ
住所:北九州市門司区大字門司3492
ご利益: 「導きの神様」として知られており、人生の重要な岐路に立つ時や迷いを感じている際に訪れると、次の一歩への方向を指し示してくれるとされています。
日本の九州地方の最も北にある和布刈神社は、わかめを刈り取って奉納する神事で有名な神社です。
和布刈(めかり)神社の鳥居の中から見える目の前の関門海峡と関門橋、山口県県下関市の眺めは絶景です。
処分できない「思物」を供養してくれる思物供養もやっています。(持込・郵送対応:ご供養料はサイズによる)
北九州市若松区の神社
若松恵比須神社
若松恵比須神社:わかまつえびすじんじゃ
住所:北九州市若松区浜町1丁目2-37
ご利益:商売繁盛
戸畑区と若松区を結ぶ海上に架かる赤い橋「若戸大橋」の下に、若松恵比須神社はあります。
名前の通り、えびす様を祀っていて商売繁盛を願うために、毎年1月9日から11日まで3日間にわたり「十日ゑびす祭」が行われています。
若松白山神社
若松白山神社:わかまつはくさんじんじゃ
住所:福岡県北九州市若松区白山3丁目1−1
ご利益:縁結び・安産・健康・開運厄除け・商工業繁栄・交通安全・工場工事安全・学業成就・延命長寿
元は別の場所に祀られていましたが、数回の遷座ののち、享保4年(1719年)に現在の地である北九州市若松区に移されました。
現在の社殿は昭和15年に建築されたものです。
若松区高塔山のふもとに位置する若松白山神社は、自然に囲まれた広い境内を持ち、最近ではパワースポットとしても知られるようになっています。
北九州の初詣はパワースポット神社へ!ご利益や由来も調査のまとめ
以上、北九州の神社をお届けしました。
歴史のある神社だけでなく、漫画の聖地になっている神社も北九州にはあるのです。
この他にも多くの神社があり一部となりますが、北九州市民にも知名度が高い神社や最近になって注目となっている神社などもあります。
北九州の方も来られた方も初詣やお参りなどの参考になれば嬉しいです。