福岡県北九州市の方言の語尾編です。
有名なのは「ちゃ」、そして「ばい」も使われます。
代表的な北九州弁の語尾「ちゃ」や「ばい」をはじめ、北九州で使われる方言の語尾を一挙お届けします!
通常の方言は北九州弁の一覧と変換!かわいい・怖いと言われる北九州の言葉・方言【完全版】をご覧ください。
北九州の方言の語尾一覧「ちゃ」や「ばい」が代表的!
北九州弁は語尾に特長がある言い回しがあります。
「ちゃ」は北九弁の代表と言われていますが、出身者・在住者はそれが普通なので特に何も感じません。
県外の人からは「本当に使うの?」と聞かれますが、本当に普通に言っています。
よく言われるのが「うる星やつらのラムちゃんみたい」ですが、これももう言われ慣れました^^;
代表的な「ちゃ」の他にも色々あるので、使い方や標準語への変換などもご紹介しますね。
〇〇っちゃ・〇〇ちゃ
〇〇だよ・〇〇だって!
使用頻度:★★★★★
基本的には、標準語の「〇〇だよ・〇〇だって」の「だよ・だって」の部分が「っちゃ(ちゃ)」に変換されます。
THE北九州の方言の王様です^^
「〇〇ちゃ」よりは「っちゃ」と「っ」が入った使い方をする人の方が多いかもしれません。
でも、何の語尾にも付けるのではないのです。
「っちゃ・ちゃ」を付けると、強調する言い方になります。
お茶っちゃ
は、よく例えに出されますが、「何を飲む?」と聞かれた時には「お茶っちゃ」ではなく「お茶にする」とか「お茶がいい」と答えます。
「お茶っちゃ」と答えると「だからーお茶だって言ってるでしょ!!」に近い答え方になるのです。
〇〇かっちゃ・〇〇かちゃ
〇〇なのかって言ってる(聞いてる)んだよ!
使用頻度:★★★★★
基本的には、標準語の「なの?」の部分が「かっちゃ(かちゃ)」に変換されます。
威圧的に感じる強めの言葉でなので、怒ってる時とか喧嘩の時しか使わず、どちらかと言うと男性言葉です。
〇〇っち・〇〇ち
〇〇なんだって・〇〇って
使用頻度:★★★★★
基本的には、標準語の「〇〇なんだって・〇〇って」の「なんだって・って」の部分が「っち(ち)」に変換されます。
伝聞したことや他の人がしたことを話す時の語尾です。
「よ」をつけて「〇〇っちよ」も使います。
意味は全く同じです。
〇〇ばい
〇〇だよ
使用頻度:★★☆☆☆
地域や人によって「〇〇っちゃ・ちゃ」に代わって使われる語尾です。
疑問形には使いません。
基本的には、標準語の「〇〇だよ・〇〇だって」の「だよ・だって」の部分が「ばい」に変換されます。
「ばい」は八幡西区やお隣の中間市で使われている印象が強く、北九州市民の中では使う割合は多くはないです。
〇〇か
〇〇(する・してる・した・してた)なのか
使用頻度:★★☆☆☆
「か」が語尾に付くと威圧的に強調された言葉になります。
するの?しないの?してるの?してないの?どっちなの?言ってる(聞いてる)でしょ!
本当にそうなの?って、怒って言われてる感じです。
どちらかというと男の人が使う言葉ですね。
「〇〇か」に「っちゃ(ちゃ)」をつけると更に強い言葉になります。
するんかっちゃ(かちゃ)!
(するのかって聞いてるんだ!)
まさに怒られてる感じです^^;
〇〇よる
〇〇(動詞)の現在進行形の状態
使用頻度:★★★★★
基本的には、標準語の「〇〇してる・〇〇(な状態にな)ってる」の「してる・ってる」の部分が「よる」に変換されます。
「よる」じゃなくて「よー(よお)」とも言います。
〇〇け・〇〇けー・〇〇けん
〇〇(する)から・〇〇(してる)から
使用頻度:★★★★★
動詞の語尾です。
接続詞として前の言葉が後の言葉の理由になる時にも使います。
動詞以外の時は「やけ」を使います。
基本的には、標準語の「〇〇(してる)から・〇〇(してた)から」の「から」の部分が「け」に変換されます。
「け」じゃなくて「けー・けん」とも言います。
〇〇やけ・〇〇やけー・〇〇やけん
〇〇だから
使用頻度:★★★★★
接続詞。
行動をすること自体や、前の言葉が後の言葉の理由になる時に使います。
基本的には、標準語の「〇〇だから」の「だから」の部分が「やけ」に変換されます。
「やけ」じゃなくて「やけー・やけん」とも言います。
〇〇りー・〇〇り
〇〇してー
使用頻度:★★★★☆
行動を促す時に付ける語尾
促す時、全てに「りー・り」を付けるというわけではありません。
基本的には、標準語の「〇〇してー」の「(し)てー」の部分が「りー」に変換されます。
してして~!してみて~!って感じの柔らかい促し語尾です。
強めの促しは「り」と伸ばさず言います。
〇〇して!〇〇しろ!に近いです。
〇〇やろ・〇〇やろー
〇〇でしょ
使用頻度:★★★★★
基本的には、標準語の「〇〇でしょ」の「でしょ」の部分が「やろ・やろー」に変換されます。
「やろ」じゃなくて「やろー」と伸ばしても使われます。
疑問形にすることで確認する聞き方になります。
〇〇やん
〇〇だよね
使用頻度:★★★★★
基本的には、標準語の「〇〇だよね」の「だよね」の部分が「やん」に変換されます。
「じゃん」と同じ使い方です。
疑問形にすることで確認の聞き方になります。
〇〇ん
〇〇(でき)ない・(し)ない
使用頻度:★★★★★
・したくでもすることができない(技能的に)
・自分の意思でしない
基本的には、標準語の「〇〇しない」の「(し)ない」の部分が「ん」に変換されます。
〇〇とる・〇〇とー・〇〇とう
してる・している
使用頻度:★★★★★
「〇〇とる・〇〇とー」は状態を強調しています。
基本的には、標準語の「〇〇(し)てる・(し)ている」の「てる・ている」の部分が「とる」に変換されます。
「とる」じゃなくて「しとー(しとう)」と伸ばしても使われます。
〇〇よる・〇〇よー
してる・している
使用頻度:★★★★★
「〇〇よる・〇〇よー」は行為・活動を強調しています。
基本的には、標準語の「〇〇(し)てる・(し)ている」の「てる・ている」の部分が「よる」に変換されます。
「よる」じゃなくて「よー(よう)」と伸ばしても使われます。
〇〇てん?
〇〇(して)みて?〇〇してみてよ
使用頻度:★★★★★
相手に何かを促す・依頼する時の語尾です。
基本的には、標準語の「〇〇(し)てみて?」の「〇〇(し)て」の部分が「てん」に変換されます。
北九州弁の一覧を標準語に変換!かわいい・怖いと言われる北九州の方言【完全版】のまとめ
以上、福岡県の北九州市で使われている方言「北九弁」の語尾を北九州出身者が思いつくままお届けしました。
人によって伸ばしたりと個人差があるものですが、ニュアンスを楽しんだり、県外に出ている方に懐かんでもらえるとうれしいです。
北九州弁の一覧と変換!もぜひご覧くださいね。
>>北九州弁の一覧と変換!かわいい・怖いと言われる北九州の言葉・方言【完全版】
(そうなんだよね!)
(自分が:してるって!)